勾配から角度を求める方法は??

土木の算数

道路勾配とは、
直高を水平距離で割って100をかけたものですね。

1mで2cm上がる道路なら、
0.02/1*100=2(%)になります。

ここまでは問題なしですね!?

続いて、「tanθ」なるものについて説明します。
高校の数学で学んだような気がする『tanθ』は、ずばり道路勾配の計算で100を掛けないものと同じです。
つまり、
tanθの値は、直高0.02m÷水平距離1mです。

だから、
どぉしたぁ!!(`・ω・´)

ここからが本題です。
みなさんの関数電卓に『tan^-1』というボタンはありますか??
『Shift』+『tan』で『tan^-1』という電卓が多いかと思いますが。
『tan^-1』は、アークタンジェントと読み、tanθの値を角度に変換してくれる便利ボタンです。

では、
さきほど求めた水平距離が1メートルで、直高が2センチメートルの道路のtanθの値、
tanθ=0.02÷1=0.02という値を『tan^-1』で変換すると、
tan^-1(0.02) = 1.1457628381751035・・・度

よって、
2%勾配の道路の角度は、約1.1度となります。

ちなみに、
角度から勾配を求めたい場合は、
角度を入力して、tanθボタンを押して100をかける。
これで、勾配が求まります。

アークタンジェント、タンジェントって、
便利ですやん!!

コメント

  1. アラサー監督 より:

    こんな電卓計算と思いきや出来ない現場監督多いと思います。
    是非、他にもお願いします。

    • 土木男 dobokuotoko より:

      アラサー監督さん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。
      他にも何かお役立ちの記事を書きたいのですが、、
      もうネタ切れです。
      私自身も関数電卓を愛用していますが、、
      関数関係のボタンはほぼ新品ですね。
      無駄に大きい電卓を持ち歩いています。

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