【教えます】上手な工事写真の撮り方

仕事

私が考える理想の工事写真というものを少し書いてみます。
例えば、
基礎砕石の転圧状況を撮影するケースですが、、

背景の割合

まず、写真の構図としましては、
必ず背景が1/3ほど写るように撮影します。
つまり、
基礎砕石と転圧機と作業員が写っている割合が2/3で背景の割合が1/3です。
いくら黒板に測点が記入されていたとしても、写真の背景で測点を確認できないようでは、その写真にはあまり意味がないと思います。
撮り忘れなどの場合は、けっこう厳しいですが違う測点で背景なしのドアップ作戦などで誤魔化します。

撮りたいもの前後が分かるように

作業状況の写真の場合は、作業が半分ほど進んだ状態で撮影するようにしています。
基礎砕石の転圧状況の写真の場合は、
その1枚の写真には、転圧後の砕石の状態と転圧前の砕石の状態が写るようにしています。
すべて転圧が完了してから、ハイポーズという写真をよく見かけますが、
状況写真としての意味合いを考えると前者のほうが状況が分かりやすいです。
さらに言うと、
前者の転圧状況を撮影した後は、転圧完了後の全景も撮影するとさらに良いと思います。

最後に

工事写真の撮影技術は、現場監督にとっては重要なスキルのひとつです。
上手な工事写真が撮影できる現場監督になりたいものです。
お互いがんばりましょう!!

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