土方カーブを極める!!

前回はシンプルな公式の土方カーブを紹介しましたが、今回はもう少し難しい土方カーブの公式を紹介します。
こちらの公式のほうが誤差が小さいなので几帳面な性格の監督さんにはこちらの公式を覚えてみましょう。

それでは、
側点間20mの単カーブ(R=50m)を例に説明していきます。

図の数値はCADで拾った数値ですので、土方カーブの計算式(近似式)から求めた値と比較してみてください。
E59C9FE696B9E382ABE383BCE38396

土方カーブの公式

E585ACE5BC8F2

CはA点とB点の直線距離です。
現場では巻き尺で測ってしまえばそれでOKです。

C=19.867

土方カーブの公式に数値を代入してMを求めていきます。
Mの位置は、それぞれの弦長の中点です。

M1=50-√(50^2-(19.867/2)^2)
=50-√(2500-98.674)
=50-49.003
=0.997

CADとの誤差は2mmです。

続けて、
M2、M3も求めていきます。

E585ACE5BC8F3

E585ACE5BC8F4

M2=0.997/4
=0.249
CADとの誤差は2mmです。

M3=0.249/4
=0.062
CADとの誤差は1mmです。

この程度の誤差は許容範囲ではないでしょうか?

シンプルな公式の土方カーブの場合

もう1つのシンプルなほうの土方カーブではどのような結果になるでしょうか。
比較してみます。

E585ACE5BC8F5
M2、M3は同じ計算式です。

M1=19.867^2/8/50
=0.987
CADとの誤差は8mmです。

M2=0.987/4
=0.247
CADとの誤差は4mmです。

M3=0.247/4
=0.062
CADとの誤差は1mmです。

まとめ

曲線部の8mmぐらい誤差のうちに入らないという方は、シンプルな土方カーブの計算式を覚えて下さい。
曲線部でも3mm以上の誤差は許しませんという方は、今回紹介した土方カーブの計算式を覚えて下さい。
曲線部なんてものは見た目だけで十分という方は、忘れて下さい。。。

実践編

実際の現場で土方カーブを活用するには、巻き尺と杭と水糸と差し金が必要です。

A点とB点に水糸を張り、それぞれの中点Mにも杭を打って水糸を張り、差し金で水糸に対する直角を出して計算で求めて数値をオフセットさせて曲線部のポイントだしています。

ちょっと手間ですが、
これできれいな曲線を出すことができますので、機会があればぜひ土方カーブを活用してみて下さい。

“土方カーブを極める!!” への3件の返信

    1. コメントありがとうございます。
      Rのだしかたについては、、私も分かりません。
      Rの値についてはは、平面図もしくは平面線形曲率図に示されていると思いますが、、、
      すみません、お力になれず。

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