工事用デジカメの選択肢が増えました!!

どうも、土木男です。

これは私が今まで愛用していた工事用デジカメのペンタックスのoptio W80です。
当時(約8年前)、会社から支給された弁当箱のようなデジカメが気に入らなかったので、自分用に自腹で購入しました。

PENTAX 防水デジタルカメラ OPTIO (オプティオ) W80 アズールブルー 1200万画素 光学5倍ズーム OPTIOW80AB

W80は、ボディーもコンパクトですし大きな不満もなく長年愛用してきました。
ただ、夜間撮影が弱点で普通に撮影するとノイズがすごかったです。
バルーンライトを最適な位置に配置してからではないと写真にならなかったので本当に不便した思い出があります。

私的にはまだまだ使えるデジカメでしたが、
少し前に不注意からレンズにキズを付けてしまい、光の向きによっては写真に白いモヤが映るようになってしまいこの度工事用デジカメの買い替えを検討しておりました。

工事用デジカメと言えば、

RICOH デジタルカメラ G800 広角28mm 防水5m 耐衝撃2.0m 防塵 耐薬品性 162045

リコーのG700、G800あたりが定番でしょうか。
工事現場のために作られたデジカメだけあって、性能はピカイチですね。
明るいレンズと強力フラッシュで、夜間工事や暗い穴の中でもバッチリと撮影できますし、事前に登録しておいた工種別フォルダに撮影した写真を分けて保存できる機能やG800から搭載された着工前・完成の撮影位置を合わせやすくするための着工前画像をモニターに透過しながら撮影できる機能もすごく面白いと思います。

まぁ、
性能はピカイチなんですが、、お値段が高いです。

現場経費でデジカメが買えるような会社にお勤めの監督さんは別に問題ないのでしょうが、
私の会社、、デジカメは自腹です。

なぜかそういうシステムになっています。

っというわけで、
リコーのGシリーズは却下です。

そうなると、
リコーのWGシリーズでしょうか。

RICOH 防水デジタルカメラ RICOH WG-50 ブラック 防水14m耐ショック1.6m耐寒-10度 RICOH WG-50 BK 04571

値段もリーズナブルですし、CALSモードも付いています。
WG-50は、wi-fi通信機能などの便利機能を除外して、工事写真の撮影に必要な機能だけを搭載することによってコストを抑えたモデルだと認識しています。
G800と比較すると、レンズやフラッシュ、その他の機能など基本的な性能はコスト重視に設定されていますが、
広角レンズ、CALSモード、マクロ撮影など工事写真の撮影に必要な機能はしっかりとカバーされています。
とくにマクロ撮影においては、レンズの周囲に搭載されたLEDライトによってカメラ本体の影を気にすることなく接写が可能ですし、
WG-50からは、CALSモードの画素数を変更できる機能も追加されています。
WG-40のCALSモードは100万画素固定でしたが、WG-50は、300万画素、200万画素、100万画素と選択できます。
工事用デジカメとしては、コストパフォーマンス高いモデルだと思います。
WG-40、WG-50を使われてる監督さんも多いのではないのではないでしょうか?
しかしながら、
いくらリーズナブルと言っても、完全お小遣制の土木男には自腹の3万の出費は痛いです。
しかも仕事のことで。
うーーん。

悩みながらいろいろ情報収集していたら、衝撃の事実を発見しました。

今までは工事用デジカメの選択肢といえばCALSモード搭載が絶対条件でしたが、、、
CALSモード搭載は条件から外せそうです!!

国交省のデジタル写真基準(案)平成22年度版では、有効画素数は100万画素程度となっていましたが、

平成28年度版では、有効画素数が100万~300万画素に変更されていました。

もしかしてと思い、県、市の電子納品基準を確認してみると、

県の電子納品ガイドラインでは、120万画素~300万画素推奨、かつファイル容量は「1MB」を目安とする。

市の電子納品の手引きでは、100万画素以上(推奨は100万画素~200万画素)かつファイルの最大容量は「1MBを上限」とする。

となっていました。

県、市の基準についてはそれぞれあるとは思いますが、私のところは上記の条件でした。

っということは、
私のプライベート用デジカメが現場で使えるんではないの??

オリンパスのTG-4

OLYMPUS デジタルカメラ STYLUS TG-4 Tough ブラック 1600万画素CMOS F2.0 15m 防水 100kgf耐荷重 GPS+電子コンパス&内蔵Wi-Fi TG-4 BLK

記録モードを3M(300万画素)にして、画質をファインからノーマルに変更して撮影してみたら、

ファイル容量は600KB前後。

キタ―!!!

現場用に高級コンデジTG-4を自腹で投入するのはちょっともったいないような気もしますが、
せっかくタフに作られているTG-4ですので、現場でもガンガン使ってやりますよ!

今回は、たまたまTG-4が手元にあったためTG-4を使うことにしましたが、この画素数、容量の条件ならCALSモード搭載は工事用デジカメ選びの絶対の条件ではなくなったと思います。
現場用デジカメということですので、防水機能は欲しい条件になってくるとは思いますが、それでも工事用デジカメの選択肢はいくつか広がったと思います。

まぁ、
通常であれば
リコーのG800かWG-50を買っておけば、間違いないんでしょうけどね。
自腹で工事用デジカメを買わないといけない監督さんは参考にして下さい。

ちなみに余談になりますが、
プライベート用にTG-4を持っていた理由は、趣味のバイクと模型のためです。

TG-4はGPSロガー機能がついており、TG-4を持ってツーリングに行くと、移動した経路をグーグルマップなどに落とすことできたり、ツーリング中に撮影した写真も地図上の撮影した場所に表示できたりして面白いです。
あとは、超タフボディーですので、万が一落としても安心です。

あと、
TG-4には深度合成機能という面白い機能が付いており、マクロ撮影(模型の撮影)において大活躍します。
普通のコンデジでマクロ撮影すると、ピントのあっている範囲はすごく狭く、ピントの前後は大きくボケてしまいますが、
TG-4の深度合成機能を使うことによって、マクロ撮影でも手前から奥までピントの合った(被写界深度の深い)写真を簡単に撮影することができます。
コンデジで深度合成機能搭載を条件にすると、TG-4しかありませんでした。
一時期は、ミラーレスのマクロレンズでf値を絞って深度の深い写真を撮影していましたが、深度合成機能というものを知り、TG-4に乗り換えました。
画質や合成機能についてはコンデジということもあってそこそこですが、お手軽ですので重宝しています。


製作:土木男

コメント

タイトルとURLをコピーしました