基礎砕石の施工のポイント

こんにちは、土木男です。
当ブログへの検索キーワードで、
「砕石の転圧高さ」というキーワードを見つけたので、今日はその話。

基礎砕石の敷均し高さ

丁張りや水糸から仕上がり高さを測りながら砕石を敷均すのですが、難しいのが敷均し高さです。
仕上がり高さより何cm高めに砕石を敷き均すかは、施工条件により変わってきます。

プレートのみで転圧するのか、(あまり下がらない)
ランマーとプレートで転圧するのか、(けっこう下がる)
敷均し厚さは、厚いかか薄いか、(厚いと下がる、薄いとあまり下がらない)
均しコンクリートの砕石基礎なのか、(低いのはまぁOK。高いのはNG。※均しコンの出来形不足に注意)

などなど

いろいろな施工条件を考慮して敷均し厚さを決めるわけですが、
土木歴9年目の土木男の経験値から目安の数値を上げるとすれば、

・プレートのみの転圧の場合は、2~3cm
・ランマー+プレートの場合は、3~5cm

まぁ、こんな感じです。

あと、

直接構造物を布設する砕石基礎の場合は、将来的な沈下を予測して仕上がり高さを調整します。
丘打ちの集水桝などは、施工時に1cm高めに布設しても、完成検査時には+数mm程度に沈下したりします。

まとめ

ケースバイケースですね。
基礎砕石の目的を把握して、効率の良い作業をしましょう!!

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